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余計なお世話

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余計なお世話

しとしと冷たい雨が降り始め寒い週末になりました。皆様、お変わりございませんか。

昨日、娘がペットショップのわんちゃん貸出しサービスを利用して、我が家に小さなフレンチブルドッグを連れ帰ってきました。購入する前のお試しのサービスだそうで少し心は複雑ですが、先住犬との相性を見たい人にとっては良いサービスなのかもしれません。

我が家の愛犬ちぇるは10歳、人間でいうともうすっかりお婆ちゃんなのだそうです。今まで大きな病気を1度もしたことがない健康体で、私達にとっては今でも赤ちゃんのまま。いつまでも元気でいて欲しいと願っています。私達は愛情たっぷりに接してきたつもりですがお留守番させる事も多く、もう1匹仲間がいればちぇるは寂しくないのではとずっと思ってきました。でもちぇるは他のわんちゃんには全く興味を示しません。苦手なタイプがとても多い、神経質で難しい性格みたいです。

誰かに似てる。笑

娘が連れ帰った小さなわんちゃんは真っ黒の女の子で、目ばかり大きくまるで宇宙人みたいでした。ショップでは何故かブーちゃんと呼ばれていたそうです。( ; ; )

ブーちゃんはとても人懐こく順応性があり好奇心旺盛でした。愛されたくて一生懸命、そんな風に見えました。

ブーちゃんがきた時、ちぇるはtrimmingに行っていて不在でした。暫くして帰って来たちぇるは想像通り、仲良くなりたいブーちゃんに追いかけられ逃げ回り、最後はソファーの隅に避難。喉が渇いてお水が飲みたそうなのにソファーから降りてきませんでした。そんなちぇるの気も知らずブーちゃんはガツガツ餌を食べグビグビ喉を鳴らしてお水を飲み、愛想を振りまきながら走り回って皆んなに自分を猛アピール。ちぇるはチラリと見ることもせず、とても寂しそうでした。

貸出し終了の時間がきてブーちゃんを箱に入れた時、それまで1度も鳴かなかったブーちゃんがクゥ〜ンと泣きました。娘が、「こんなに人懐こくて可愛い子だから直ぐ誰かに飼ってもらえるよ。人間でも中々合う人とは巡り会えないんだし。」って。それから長い沈黙・・・

このサービス、やっぱりダメだわ。