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ママの味は同じ味

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ママの味は同じ味

娘・店内にて

今年は空梅雨でお洗濯物がよく乾くと喜んでいたら、雨マークだらけの梅雨らしい梅雨になってきました。梅雨の終わりは大雨に警戒との事。今年は大きな災害が起きなければ良いですね。皆様、お変わりございませんか。

そんな冷たい雨の中。私達親子は先週末に湘南から藤沢経由で鎌倉方面、そして成田からの海ほたると深夜のドライブを楽しんできました。今週末はドライブはお休みして自宅でゆっくりのんびり過ごしています。久し振りに手料理でもとスーパーに行ってきました。食材をカートに入れていると娘が、「 ママが作ったひじきが食べたいんだけど。」って言い出しました。ひじきは予定外でしたがママが作った物が食べたいと言ってもらえるととても嬉しいものです。

私はひじきの袋をカートに入れながら、「 一緒に作らない?」と娘に提案しました。すると、「 うん、教えて。」って娘。。今まで食べる専門で一度だってお料理に関心を示さなかった娘の言葉に私は益々嬉しくなって、「 ママは挽肉がいっぱい入ってるオムレツが食べたいんだよね。ひじきとは合わないけど。ま、いいよね。」で、2人で作ったのですが。

私が、「ひじきをお水で戻さなきゃいけない。それはちょっと時間が掛かるからね。」って娘に教えて、その間に玉ねぎの皮をむくよう指示。それから切らせて、ウインナーなんかも切らせて。娘がむいたり切ったりしている間に、フライパンで挽肉を炒めながら調味料や分量を細かく丁寧に教えてたら娘が、「 切ったのはどうしたらいいの?」って聞いてきたので、「 ここに入れて。」って炒めてる挽肉の上に移すよう指示。「 最後にケチャップを掛けるから、ここでの味付けは薄めでいいのよ。」なんてね。戻したひじきを隣のコンロで同時に調理しながら、こっちの味付けはこれとこれとこれでって教えてた。食べる専門だった娘と一緒に作ってることが嬉しくて。

そんな時、娘がポツリ。「 なんかさ、こんなこと教えてもらってたらママがもうすぐ死ぬんじゃないかと思うわ。」「は?」

・・・し〜ん

「 ママが作るとどうして何でも全部同じ味になるんだろうね?」

ならない。

説明なんも聞いてなかったんか〜い。爆