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まるで海の底のようなシックなライブ&バー♪
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Author: もあママ

マスターのご身内にご不幸があり、ご実家に帰省してしまいました。少し前にそうなるかもしれないと聞いていて、私はちゃんと心構えができていたはずでした。それが・・・誰もいないお店に1人出て行くのかと思っただけで、心がゾワッてして。出掛ける時間になって娘を探したら、リビングで一心不乱にパソコンに向かっていました。

 

「 ね?一緒に行ってくれない?」笑

 

そしたら娘は真剣な目をして私を見て、「 旅に出ようと思うの。」って。

 

ぶは。

 

「 どこに?」
娘は画面に目をやって、「 それを今、探してるところ。」

 

私は呆れてもう何も言えずにバタバタと出勤準備をして、タクシーに飛び乗りお店まで。マスターがいないんだから早めに出勤して、お掃除とかしなきゃね。真っ暗な店内にソッと入り手探りで照明を点け、クーラーのスイッチを入れ荷物を置いて、まだ冷えていない店内を汗だくになりながらお掃除をしました。終わったら荷物から材料を出して、チャームの調理を。すると・・・

 

コンコン。

 

誰かがドアーをノックした。咄嗟に時計を見たら、開店時間1時間前。誰だろう・・・イヤァ〜ン。笑

 

私は不安を打ち消すように大きな声で、「 はいぃぃぃ〜っ!」って。そしたら、「 ママ、あたし!」って娘の声。ホッとして開けたら、スッピンに黒縁メガネで髪の毛ピンピンの、お家モード全開の娘がキャリーバックと共に立ってた。

 

「 旅に出る前に寄ってみた。旅はここからスタートする。」

 

「 へ?じゃ一緒に来れば良かったのに。」
「 調べてた。行き先。」
「 ここで調べれば良かったのに。」
「 まだ旅の準備が出来てなかった。」
「 あ、そう。で、どこに行くの?」
「 それはまだ決まらない。」

 

それから娘はiPadで1人旅の極意について学び、観光名所を調べつくし、「 交通費って結構かかるねぇ。」って。ゴジャゴジャ言い乍ら付き出しのお野菜をポリポリかじって、「 旅にこんなにお金がかかるなら・・・。」

 

「 ・・・皮膚科でシミ取って貰った方が得だわ。」

 

へ?笑
訳わかんない事言ったかと思ったら、カラオケで中森明菜を熱唱。閉店時間までシッカリいて、「 やっぱり旅は勢いだからね〜。」ここに寄ったのが間違いだったなんてホザいた。「 予算と計画でしょ。」って言うと、「 いゃ、勢いよ。」って。

 

どうするの?行くの?行かないの?
・・・っていうかさぁ、実はママを心配して来てくれた?

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私の選んだこのお仕事は深夜に帰宅したり、日が昇ってから帰宅したり、お休みの日も急に出かけたりと不規則です。大学進学と同時に同居を始めた娘とは、完全に擦れ違いの生活でした。娘はそれがとても寂しかったようで、ある日、「 私、ワンちゃんが欲しい。」って言い出しました。

 

娘の寂しい気持ちはよく解りました。でも私は何でもかんでも拾ってくる姉の影響で、幼い頃から動物が苦手でした。

 

生き物を飼うって大変なのよ。
途中で投げ出したりできないのよ。
死んじゃうんだよ?
どこにも出かけられなくなるのよ。
毛が生えてるよ。笑

 

必死で抵抗したんですけど、娘は私が買うからって言い張りました。寂しいって言われると強くも言えず、私は仕方なく許可を出したのでした。

 

その週末。
娘とショップに出向いたのですが、その場に及んでもまだ私は・・・

 

お部屋でオシッコしたらどうするの?
お散歩は勝手に行ってくれないよね?
どの子もイマイチねぇ〜って。笑

 

その様子を見ていた店員さんが、まだ店頭には出せないのですがって連れてきたワンちゃんを見た瞬間にズッキュン〜。あの抵抗は何だったんでしょ?その愛らしさに心を奪われ私は、どうしてもどうしても欲しくなってしまったのです。

 

それが我が家の愛犬ちぇるとの出会いです。
『 チェルシー 』 って名は私が命名しました。ちぇるって皆んなが呼ぶので自分はちぇるだと思い込んでいて、チェルシーって呼んでも知らん顔です。

 

そんなちぇるも元気に6歳になりました。
大人しく穏やかな性格で、ちょこっとツンデレは娘に似ています。とても甘え上手で、良いお勉強をさせて貰っています。笑

 

標準体重をオーバーしているらしく、現在、切なくダイエット中です。人の心って見事に変わるんですね。ちぇるのいない世界では、もう生きていけない私です。あ、ちぇるは娘がウザいみたいです。どうしようもない時しか、娘の所には行きません。

 

確かにウザいよね〜。笑

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私は完全に動きのない夜行性動物です。
何か用でもない限りは全く、日中の陽の光には当たりません。今週末は珍しく、何も予定のない土日の連休でした。
前日まではあれこれやろうと計画していたのですが、結局ゴロンゴロンといつもと変わらない2日間を過ごしてしまいました。日曜日の夕方になって娘に、「 やっぱりずっと家にいたのね。」って言われてプライドを傷つけられ、隣のビルまでお買い物に行く事に。

 

「 隣だしスッピンでいいよね〜。」

 

でもこういう時って良くないです。
よりによってどこのお店もバーゲンセールの真っ最中で、買わなきゃ損ソンって思ってしまう。欲しくもないのにドッサリ買い込んで、他に買っておく物ないかなぁ〜ってキョロキョロキョロキョロ。

 

娘がそんな私の顔をじ〜って見てるので、「 なぁ~に?」って聞いたら・・・

 

「 ママって今まで気付かなかったけどさぁ。」
「 なに?」
「 マイケル・ジャクソンに似てるよね。」笑
「は?マイケルってあの整形の?」
「 そ!」
「 それって・・・すごいブスってこと?」
ね?ね?ねねねねね?

 

再び、ぐさりとプライドを傷つけられた私。マイケルジャクソン似って最悪、何とかしなきゃ。でコスメショップに寄って、派手なメイク用品を買い込みました。

 

誤魔化せ誤魔化せ〜。爆

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産まれた時からそうなんですけど、私ってぼけ〜っとしてて意味不明で頼りなく見えるみたいです。実はそうじゃなくて、結構シッカリ者なんですけど。ちゃんとしないといけない時に限って、マヌケなこととしてしまったり、気負わずに自然体でいようって思えば思うほど噛んでしまったり。頭の中では、ちゃんと難題を解決しようとしてるんですけどね。全く解けないけど。爆

 

初めて私と会った時。
マスターはその余りのノロさと不可解さに、世の中にはこんな人がいるんだって驚いたのだそうです。

 

当時住んでいた所に、美味しいイタリアンのお店がありました。マスターにご馳走したくて連れて行ったのですが、残念な事に店内は真っ暗でした。それなのに私はドアーにピタッとくっ付いて、中をずっと覗いてたみたいなんです。余りにもず〜っと覗いているのでマスターが、

 

「 あの〜、何やってるんですか?」
「 見てるのよ。」
「 何を?」
「 中を。」
「 あの・・・閉まってますけど?」
「 どこ?」
「 ここ。」
「 どうして?」
「 休業日だから?看板出てますけど?」
「 あらそう?」
「 誰もいないと思いますけど。」
「 どうして?」
「 休業日なんで。」
「 ダメかな?」
「 ・・・?」笑

 

マスターは口にこそ出しませんでしたが、それが相当印象深かったようです。今でもその時の事をよく話して笑っています。

 

普通だけどね。笑

 

マスターとは出会って2年ですけど、初めの頃はとっても優しくしてくれました。「 大丈夫ですか?」って何度も聞いてくれ、それはそれは優しく労わってくれました。それが最近は私に対して、シラァ〜って目をするようになったんです。
私がちょこっとでも動くと、「 それ僕がやりますからっ!」

 

動かないで!触らないでっ!あっ!とか、があぁぁぁ〜っ!とかばっかり。やるならこれだけやって下さい。他は何もしなくていいんでぇ〜。ぐあぁぁぁぁ〜っ!何やったんですかっ!

 

でぇ〜って何やねん。笑

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少しずつですが陽が長くなって参りました。
福岡県の桜は満開とか、上野の桜も蕾をつけたようです。着実に春は近づいて来てくれていました。はぁ〜るよ、来い。

 

GINZA. TRILL.の数軒先にお花屋さんがあって、色とりどりの生花が並べられていて、私はつい足を止めて見入ってしまいます。春といえばお花。お花見で賑わう千鳥ヶ淵がニュースで流れるのも、あと数日後になりました。

 

ところで先月、
カフェタイムにて後藤環さんによる絵画展を、2週間に渡り行いました。連日たくさんのお客様がいらして下さり、絵画観賞を楽しんで下さいました。私もほぼ毎日顔を出して、お客様とご一緒させて頂きました。

 

普段は仕事や家事で忙しくて、中々こんな時間は持てないのよって言いながら、美味しそうにコーヒーを飲んでらしたお客様や、本物は買えないけど、せめてポストカードをとおっしゃって、楽しそうに選んでらしたお客様。後藤さんに特別に描いてもらって、1枚買おうかなっておっしゃったお客様。皆様の笑顔を拝見していて、お役に立てて良かったとホッとした私でした。

 

GINZA. TRILL.は今後も芸術を愛する方々の、お手伝いをしたいと考えています。私なんてっておっしゃらないで、いつかどこかで個展をと夢をお持ちの方は、どうぞご遠慮なくお声掛け下さいませ。

 

春ですもの・・・