03
8月
大切なもの、大切なこと。
in 銀トリ日記
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マスターがお父様のご葬儀を終えトリルに帰ってきてくれました。
ご心配やお悔やみを下さった皆様に、私からもお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
久しぶりに見るマスターは喪主として立派にお父様をお見送り出来たのでしょう、とてもホッとしている様です。あるサイトにマスターが亡きお父様への思いをアップしていて、その文章を読ませてもらいました。
温かく思いやりに溢れた言葉に、私は涙が溢れそうになりました。
実は私は実姉を2年前に亡くしています。
本人も残された義兄もまだ若く、姉の2人の子供達は当時はまだ学生でした。
姉の入院生活は痛みと絶望しかなく、掛ける言葉も見つからず私まで参ってしまいました。
自分より家族が最優先だった姉はどれほど無念だっただろうかと、逝ってしまってから私はそればかり考えて姉が可哀想で。
マスターの文章を読ませてもらい、それは姉に対してあまりにも失礼だったと反省しました。来る日も来る日も激痛に耐え乍ら、最後まで生への希望を失うことなく見事に人生を全うした姉に私は心から敬意を払うべきでした。
よく頑張ったね、偉かったよ。
後は任せてと声を掛けるべきでした。
人って何かを失って初めてその大切さに気づくって言うけれど、本当なんですね。