銀座のトリル 03-3572-8228

8月 2022

施設にて

日暮れも早くなり秋風が心地良い日もあれば汗ばむ暑さの日もあり、体調管理の難しい季節です。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

夏の疲れが出やすい時期です。呉々もどうぞお気をつけて下さいませ。

母が先週の土曜日に1か月半の入院生活を終え、リハビリテーション完備の施設に転居致しました。病院から施設までの10分間程を介護タクシーで移動したのですが、久し振りに母の隣に座りじっくり顔を見ることが出来ました。手を握ると力強く握り返してきて、両膝をマッサージすると嬉しそうにありがとうございますとお礼を言いました。期待はしていないけど、「お母さん、私はお母さんの娘よ。」と言うと母はにっこり笑って何度も頷きました。母はいつ頃からか、何を言っても何もわからなくても笑って頷く様になりました。母が私を忘れた日の寂しさは今でも忘れられません。でも母が今でもあの頃のしっかり者のままだとこの状況に耐えられるだろうかと、それを考えるとやっと私はこれで良かったんだと思える様になりました。

施設の方が、「お母さんにどの様に生活して欲しいですか?リハビリを頑張って欲しいとか、施設に望む事など何でも仰って下さい。」と言って下さり、私は、「皆さんお忙しいでしょうけれど、もしお手隙の時間がございましたらどうぞ母に話しかけてやって下さい。人が大好きな母なので。笑って穏やかに過ごせますように、娘としてただそれだけを願っています。」と答えました。  

他に何を望む事があるでしょう。

また会いに行くからね。

何度でも会いに行くからね。

お母さんが私を忘れても、私は忘れないから。

また足を撫でてあげる。

だから笑って何度も頷いて欲しい。

山中湖畔にて

秋らしい風が吹き始め随分過ごしやすくなって参りました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

日中の不快な暑さももう少しの辛抱ですね。

感染再拡大で寂しい夜の銀座に溜息をつきながら、それでも私は何とか健康で優しい皆さんに囲まれているのだからと思い直していた矢先の事でした。私の元に激しい痛みを訴えている母を今から救急搬送すると、施設から連絡が入りました。7月末の茹る様な暑い夜でした。

しっかりメイクのロングドレスで私はもうお店にいて、病院に駆けつける事は出来ませんでした。母を任せた身内から、診察室の母が痛みで悲鳴をあげている、これからレントゲン室に移動する、大腿骨骨折らしいと届くラインを読みながら私は自分の身体の震えが段々大きくなるのを感じていました。コロナ禍で母を見たのは手術室に入る一瞬だけで、今も直接母には会えていません。担当医から手術は無事成功と聞き、術後の経過も問題なしと看護師さんに教えてもらっても、私は内心ずっと母を心配しているのだと思います。7月末から2回も派手に転倒してしまいました。

1度目は深夜の帰宅時。

信号が青に変わり普通に歩いていたはずが、突然ヨタヨタして歩道を外れてドテッ。いつもはそんな時間に1台も停車していないのにその日に限って沢山の車が信号待ちをしていて、そんな皆さんの前で私は。。

何が起こったのかビックリして動転した上に、膝の痛みと高いヒールのせいで直ぐには立ち上がれませんでした。そうこうしていると数メートル先の信号が点滅を始め、私は焦って匍匐前進を。

車の中の人はさぞかし面白かっただろうと思います。笑

2度目は膝の怪我がまだ治り切らない頃。

夏休みの山中湖の貸別荘でお風呂と洗面室のお掃除中に大理石の濡れた床でツルッと滑り、そのまま2メートルほどスライディング。頭も打たず上手に滑ってセーフ!って娘に自慢していたら、暫くして右脚の指が腫れ上がってきました。お陰で今もビーサン履いてそろりそろりと歩いています。もう1度転ぶのかな、それなら絨毯の上で可愛く転んでおこうかしら。まさか4度はないでしょう。

あったらことわざ殺す。笑