銀座のトリル 03-3572-8228

3月 2017

私・自宅にて

春だから奥の方に仕舞い込んだ花柄のお洋服を着てみることにしました。

ダメだ。笑

この前まであんなに良く似合っていたのに全然似合わない。

膝上10センチも頑張ってます感があり過ぎる。だけどシックな物を着ると婦人会の親睦旅行みたいになってしまう。

ぎゃはは。

何を着てもなんか違う、難しい年頃になってきました。

何も似合わないのは顔色が良くないせいかもしれないと、娘にエステを頼みました。遊びに来ていた母もやってもらい、最後に並んでパック。こんな皺くちゃのお婆ちゃんにパックなんて勿体ないって言いながら、母はまんざらでもなさそうでした。白塗りになった顔でキョロキョロ、私と娘を笑わせたいみたいでした。

バカ殿か!笑

母は今、私の隣にいるのだからどうしているかと心配する事はない、そう思った瞬間に眠ってしまいました。

「お婆ちゃん、もう洗い流して良いよ。」っていう娘の声で目を覚ましたら、バカ殿が娘に連れられて洗面所に移動中でした。携帯を開いたら娘からラインが届いていて・見ると私の写真が・・・。母と同じバカ殿の私が写っていました。

なんて穏やかで温かい休日。

店内にて

あの衝撃的な津波の日から6年経ったそうです。数寄屋橋交差点のソニービルの壁面に、大きな防災広告が掲げられたのは数日前の深夜の事でした。目にされた方も多いと思います。

あの日の津波は16.7mだったのだそうです。広告にはその位置に赤い印が付けられていました。意味のある広告だと思いますが私は1度見ただけで胸が苦しくなり、それ以降は見ていません。

私の親族は誰も被害を受けていないのにこんなに心が痛いのですから、被害に遭われた方はどれ程辛い思いをされただろうかと思います。

大切な方を亡くされた方々に心からお悔やみを申し上げます。

せめてあの日を忘れられる一瞬が早く、少しでも多く訪れます様にとお祈り致します。

テーブルを持ち上げようと指に力を入れたら、爪が3本も折れてしまいました。

爪くらいと思われるかもしれませんが、私にとって爪は髪の毛以上に大切な物なのです。

水割りをお作りする時やライダーで火をおつけする時など、爪が長いのと短いのではホステスらしさが全然違うと勝手に思っているからです。笑

慌てて行きつけのネイルサロンに予約の電話をしたら担当の方が長期休暇という事で、「銀座に支店がありますので電話してそちらの店長に担当する様に伝えましょうか?」と言って頂き、「大丈夫でした。直ぐに行けますか?」「行きます、行きます。」となり急いで行ったのですが・・・

10代後半の若いスタッフの女性に事情を説明したら、「そんな連絡入ってないですぅ。それにぃ〜今日は店長が休みなんですよ〜。」って言う。

「え?!」

「どうしますか?帰りますか?私で良ければやりますけどぅ〜。」

帰りますか?って。笑

超不安立つだけど〜お願いする事にしたぁ〜。「5時半までに仕上がりますか?」

「大丈夫ですぅ。どのデザインにしますか?」私はサンプルの中から1番簡単そうなデザインを選びもう1度、「5時半までにお願いしますね。」と伝えた。

それがいつまで経っても爪を磨くばかりで、ちっとも先に進まない。

「5時半に間に合いますか?大丈夫ですか?」「大丈夫ですぅ。」

暫くして、「これじゃ終わりませんよね。」

「大丈夫ですぅ〜。」

そして完成には程遠い工程の途中で彼女は言った。

「5時半ですぅ。今日はここまでなんで。」

何が?