顔色のせい

顔色のせい

春だから何とか気分を上げたくて、もう着ることはないかもしれないと奥の方に仕舞い込んだ花柄のお洋服を引っ張り出し袖を通してみた。

 

ダメだ。笑

 

2年前はあんなに良く似合っていたのに?全然似合わない。膝上10センチも流石にもう無理かも。頑張ってますよ〜って感じで悲しい。だけど、かといって落ち着いた物を着ると、昔の司会者みたいになってしまう。あはは。難しい年齢になってきた。

 

珍しく週末お休みだった娘にエステを頼んだ。花柄が似合わないのは顔色が良くないせいかもしれないし。丁度遊びに来ていた母も並んでパック。母は、「  こんなお婆ちゃんにパックなんて勿体無いよ。」って言いながら、まんざらでもなさそう。白塗りになった顔でキョロキョロするから吹き出してしまった。

 

バカ殿か!笑

 

柔らかい娘の指が私の額を強弱をつけながらゆっくり動き始めた。母は今、隣にいるのだから何をしてるだろうかと心配する事はない・・・そんな事を思った瞬間に眠ってしまった。

 

「  お婆ちゃん、もう洗い流して良いよ。」っていう娘の声で目が覚めた。バカ殿が娘に連れられて洗面所に移動していく。待っている間にニュースでも読もうと携帯を開いたら、娘からラインが届いてた。開くと私の写真が・・・。そりゃそうだよね。お婆ちゃんだけバカ殿のはずがない。

 

そんな穏やかな休日。

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