銀座のトリル 03-3572-8228

遺伝子

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私・店内にて

明日から夏休み~なんて喜んでたのに、あっという間に明日で終わり。ずっとスッピンでだらだら過ごしておりました。笑

皆様、お元気ですか?

昔、上京した息子に田舎のお母さんからお米やお野菜のいっぱい入った小包が届く、とてもほのぼのしたCMがありました。荷物の1番上にお母さんのお手紙があって、身体にだけは気をつける様にと。

1人暮らしをすると実家から小包が届くのか〜、身体を気遣ってくれる優しい手紙も届くのか〜。

そのCMが流れていた頃、丁度私は神戸の大学に入学し親元を離れました。

私は密かに心待ちにしていたのです、ダンボールいっぱいに愛情の詰まった小包がもうそろそろ届くだろうと。

きっと母は送ってくれるだろうと思っていました。

甘かった。爆

そういう奴です、私の母は。

遂に私は母に電話で、「 何か送ってきて。」笑

「お友達にお土産とか頂いてるから、私も何かお返ししないといけないのよ。」「あら、そうなの?わかった。ご飯はちゃんと食べてるの?」「うん。」「じゃ、ご飯の心配はいらないわね。」「うん。でも麺とかたまに食べたいかなぁ。」

3日後に大きくて重い小包が届きました。まさかお酒でも入っているんじゃないかと開けてみたら、和菓子の箱が10箱とカップヌードルが20個、そして便箋が1枚ピラリン〜。

「元気で楽しくやっているようで安心しました。2万円、お小遣いを入れておきました。何か欲し物を買いなさいね。」

2万円は和菓子10箱とカップヌードル20個を取り出して探し回りましたがどこにもありませんでした。

翌日、母に電話をしたら、「あれで足りるでしょ?高いのよ〜、あの和菓子。皆さんに渡すのよ。」

お抹茶かよ!

「それよりあのね・・・」「ラーメン入ってたでしょ?」「入ってた、それであの・・・」「麺が食べたいって言ったから。」「ありがとう。でね2万円だけど。」「うんうん。何か買うといいよ。」「入ってないよっ!探したんだけどどこにもないよ。」「え?入ってるでしょ?封筒の中に。」「封筒?ないよ、紙が1枚入ってただけ。」「封筒ない?手紙の封筒。」「ないよ、紙だけ。」「 あれっ?ない?ちょっと待ってて。」

「ごっめぇ~ん、封筒こっちにあるわぁ〜。あっは。」

ダメだ、うちの親。笑