銀座のトリル 03-3572-8228

5月 2015

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娘・店内にて

春らしくなってきたと喜んでいたら、ここ最近の深夜の冷え込み。

世界中、異常気象続き。

地球、大丈夫かしら?

昨日は母の日でした。

ネットでプレゼント画像をたくさん目にしました。

昨夜も娘は深夜に帰宅でした。

シャワーを浴びて当たり前のように食事を始めた娘が、「今日は母の日だったね。」と話し始めました。

「そうみたいね。」

「ハンズ行ったらカーネーション売ってたわ。」 ぱくぱく

「ママも見た。造花みたいなのね。」

「そ、あんなのママいらないでしょ?」

「そうね。いらないね。」

「でね、お洋服売り場に行ってみたんだけどさ。」

「そうなの?」

「まぁ〜、ママって派手だねぇ〜。」

「そうかな?」

「そんなブラウス何処にも売ってないよ。」「 そう?」

「何か買おうと思ったけどトラウマだしね。」

私のお誕生日の数日前に娘が、「ママ、何が欲しい?欲しいもの買ってあげるよ。何がいい?」と聞いてくれました。

私は喜んで、「 本当に?いいの?あのね、ママは新しいドレスが欲しい。」

「ドレス?高い!」って娘はピシャリと一言。

それきりいつまで経っても何も言わなくなったので、「ね、何か買ってくれるんだよね?」と言ってみたのですが、「え、もうお誕生日過ぎたよね。」

はぁ〜?笑

娘は子供の頃、母の日に私にプレゼントしたら、「ママはシャネルしかいらない」って言われて、それがずっとトラウマだって言い続けてる。

でも私は絶対に言っていない自信がある。

ブランド品じゃないといらないわなんて、ちび太に私が言うはずない。

タイムマシンがあったらなぁ〜。

娘と2人で過去まで行って証拠を掴み、私の潔白が晴らせるのにといつも思う。

今朝娘が出掛けた後、ふとテーブルを見たらお手紙が置いてあった。

お花柄の綺麗な封筒の表に、『 お母さんへ 』と書いてある。

嬉しくなって開けてみたらコピー用紙が入っていて、黒のマジックで大きく、『 いつもいろいろありがとう。大好き❤️じゃあ〜また夜にね。』って。

ありがとう。

いつも傍にいてくれてありがとう。

それだけで十分。

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私・店内にて

ゴールデンウィークが終わりました。
あんなに良かったお天気が今日は曇りがち。

太陽も浮かれて少し張り切り過ぎたかな?

皆様、いかがお過ごしでしたか。

連休中はお休みなしの娘の為に、私はずっと家事に専念していました。

娘は終電までみっちりお仕事で、毎日くたくたになって帰宅してきました。

4月に娘が職場復帰してからというもの、私達はずっとすれ違いの生活でした。

私は美味しそうに食べる娘の顔を向かいの席から見ながら、こんな顔してたんだと思ったりしました。

それにしても娘は美味しそう〜とは言うけれど、美味しかったとは言いません。

親の教育の問題ですね、これはきっと。

私の父も母の手料理に美味しいと言わない人でした。母はよくそんな父に、「美味しいかどうか言ってくれないと作り甲斐がないわ。美味しくないならどう美味しくないのか言ってくれないと上達しない。」と怒っていました。それでも父は、「 そんな事を一々言わなくても。」

母が何度も繰り返すので父は遂に感想を口にしたのですが、母はブチ切れていました。笑

職場での1日を話しながら、食べ続ける娘に「ね、美味しい?」と聞いてみました。

「 うん。」

「これも美味しいでしょ。」

「うん。」

「これはどう?美味しい?どう?」

「うん。」

言わないね〜。笑

「もうすぐ母の日らしいわよ。」

「そうなの?ふ〜ん。いつ?」

「毎日。」