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天才、場所を選ばず

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天才、場所を選ばず

私・娘・店内にて

先日、銀座2丁目の美容室に行ってきました。私には行き着けの美容室が3箇所あります。

和服の時の美容室とカラーリングの美容室、天才美容師のいるお店の3軒です。

天才美容師は娘が見つけました。

どんな世界にも天才と呼ばれる人がいるものですが、日本の天才美容師は彼女だと私と娘は確信してきます。

天才の手に掛かりたい人がワンサカいて、予約は早くて1か月先しか取れません。

先日天才から、「ママ。実はどうしてもって言って下さる方にだけお知らせしているのですが、知人のそのまた知人にお願いしてお店を間借りしてそちらでもやっているので、よろしかったら。」と教えてもらい、今回は間借り美容室に行く事にしました。

お店の前で天才が待っていてくれました。
エレベーターの中でも天才は、「いつものお店とはちょっと違うんですよ。 何か気になったら何でも言って下さいね。ママは静かな方がお好きでしたよね。 今日ご予約のお客様はママだけですから。」

何か変だなと思いながらお店に入ったら、オジさんが欽ちゃん走りでやってきて、「あっら〜、こちらが例のママなのね〜ん。ようこそ、こそこそ〜。」

は?

店内にはテレビが3台取り付けられていて、誰も見ていないのに大音量でワイドショーが流れていました。
「すみません。テレビを消して頂けませんか?」と欽ちゃん走りにお願いしたら、「ダメなの、消せないのよ〜ん。でも音は小さく出来るわよん。うちって耳の遠い婆さんしか来ないからぁ〜。」って。

消せないテレビって初めてだわ。

天才は間借りはダメですよん。笑