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取り敢えず寝てみよう

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取り敢えず寝てみよう

私・娘・店内にて

ひと雨毎に季節は冬へと向かうそうです。冬に備えてブーツの点検をしました。皆様、どうぞ温かくしてお過ごし下さいませ。

あるお客様にこんな事を聞いてみました。

「先が見えなくて辛い時や悩んだ時ってありますか?そんな時はどうしてらっしゃるんですか?」

いつも明るく大らかなお客様ですが、その方にだって辛い時や悩みはあるはず。

「悩んでみたって色々考えたって、所詮なるようにしかならないだろう?だから考えないよ。そういう時は寝るんだよ。」

寝るだけ?

そんなところに大田区でスナックを経営しているママから、『 年内をもちまして閉店することに致しました。もあちゃん、閉店前に1度お顔を見せて下さいな。』とメールが届きました。いつも大きな声で笑う明るいママで地元の方に愛されていて、私はいつも羨ましいと思っていました。

それだけに突然のメールの文面に驚いて、先ずはお電話だけでもと掛けてみました。

「ママ、閉店って本当なの?」「 あっ!もあちゃ~~ん。そなのよ。そなの。そうなのよ~ん。」って明るいあかるい。

「どうして?あんなに流行ってたじゃない?」「 もうね、嫌になっちゃったのよ~ん。」「 は?」

ママは来年から年金生活者になるみたいでした。

「蓄えも少し出来たし歳だしね。お店を辞めるって決めたら物凄く楽になったわよん。な〜んかさ、こんな事よくやってたなって思うわ、でももあちゃんはお店頑張ってね。」って。

取り敢えず寝てみよう。笑