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12月
プロに勝るものはなし
in 銀トリ日記
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明後日はクリスマスイブ。
いつからそうなったのか、我が家ではイブは娘と並んで其々1つずつケーキを作るのが恒例になりました。市販の綺麗なケーキの横に微妙な手作りケーキ2つ、合計3つのケーキがテーブルいっぱいに並びます。
甘い物が苦手で普段は殆ど口にしない私ですが、イブの丸いケーキは別。この世で1番の幸せの象徴なのです。ところが今年娘は本業のシフト的に帰宅が遅くなるそうで、予約したケーキと私の作る2つだけ。
つまらない。笑
寂しさを引き摺った私はお店で今年は25日にケーキを作って持って来ると宣言、食べにいらして下さいとメールまで送って閉まったのです。いつも通り市販の綺麗なケーキで良かったのに、どなたも私の手作りケーキが食べたいなんてひと言も言ってないのに。
それからというもの、寝ても覚めても頭の中はケーキの事ばかり。
ネットで生クリームの正しいホイップ動画を見てみたり、フルーツを洋酒に漬け込んで祈る様な気持ちで何度もかき回してる。
大人で小粋なケーキが作りたい。
どうせならホテルみたいな四角くて大きいケーキを作ってみたい。
あ〜、神様。泣
そんな私の気持ちも知らないでケーキの材料を調達に行ったスーパーで娘は、「ママ、いぶのケーキだけどチョコのプレートは2枚にしてね。取り合いになるからね。ゼリーのサンタさんを飾ろうよ、食べられるから。」「色んなチョコが入ってるのを買って上に掛けてね。パイナップルとおみかんを真ん中に挟んでね。」「イチゴも乗せる。やっぱりケーキにはイチゴでしょ。」って。
全部乗せ。笑
で、横目で私をチラッと見て、「そういえばお店のケーキ、大丈夫?」
大丈夫じゃありません。
イブのうちのケーキなんて何でも良いでしょ?
し〜ん・・・笑