遠い場所
都内は土曜日まで久し振りの晴れマークです。寒さも雨ももう飽きて、厚手の上着を脱いで身軽になって背中を伸ばして歩ける気候が待ち遠しい毎日です。皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
前回のブログに娘と日帰りで関西に行くと書いたのに、なかなか更新出来ずにいました。旅行中に体調を崩さないようにと出発まで万全の注意を払い、久し振りの娘との2人旅を満喫して帰って参りました。
梅田も神戸も30数年振りだというのに不思議なものでそこに立った一瞬で、すっかり忘れていた出来事が昨日のことのように蘇ってきました。大学時代、私は友人と梅田の阪急3番街のプランタンというカフェでアルバイトをしていました。ある日友人が、「あ!お店に傘忘れてきた、取りに戻るからついてきて。」って阪急百貨店の前で言い出して、「雨降っていないけどね。」って言いながら引き返したことがありました。そんな他愛無い出来事を地下街への階段を降りている最中に思い出しました。時の流れは不思議なものですね。当時は何も思わなかった曽根崎警察に何度も目が行った私でした。
私が通った大学は阪急沿線にあります。途中下車して歩いてみようかと随分迷いましたが、今回それはやめました。世話好きの気の良い関西の友人達に恵まれ楽しい学生生活を送りましたが若さゆえの悩みもあり、懐かしい街並みを眺めながらその場所は大切に取っておきたいと思ったのです。三宮センター街も異人館行きのバス停もあの頃と同じ場所にありました。黙って隣を行く娘の顔をチラッと見て、数年後にあなたはこの子を産み、30年以上経ってその子と並んでここを歩く事になるのよって、当時の私に教えられたらどんなに良いかと思いました。でも良く良く考えたらそんなこと、
知りたくないよね。笑
娘と2人、幸せな時間を過ごしました。そして私は今とても幸せなんだと再確認出来ました。行って良かった。それなのにあんなに気をつけてたのに帰宅したその途端に私ときたら、
高熱で寝込む。爆
免疫なさすぎ。