お似合いの人生
少し肌寒く湿度だけ高い梅雨が続いています。久し振りにテレビのスイッチを入れたらこんな梅雨は久し振りだと言って、それがもたらす様々な影響について詳しく説明していました。予想通り1番の被害は農作物でお値段高騰の気配です。どうしちゃったのかな、地球。。
そんな異常気象の下、今日は娘とお洋服を買いに出掛けてきました。娘にはずっと私好みのお洋服を着せてきたのに、いつの頃からか娘はそれとは真逆の物を選ぶようになりました。私は昔から流行り物が苦手でなるべく他人と違う物を選んできました。どちらかと言うと個性的なデザインが好きです。ところが娘の選ぶ物はシンプルで、白か黒かベージュかグレーしか着ません。
ふつ〜〜、じみ〜〜。
襟があって前身頃と後ろ身頃と袖があってボタンがついてて。ブラウスもスカートもワンピースも型紙どおりみたいな。フリルもなければリボンもなく無地で、襟がない時もある。なんならファスナーもボタンもなかったりする。何もついていない、ただの縫った布。それなのに・・・
高っ!笑
私がソファーに腰掛けて娘がなんて事ない服を手に取りどれにしようか迷いに迷うのをぼんやり見ていたら、「どれが良いと思う?」「え?色が違うだけでどれも同じ服じゃないの?」「違うよ。」「そ〜お?どこが?」
娘はザ、シンプルが似合う人に憧れ、人生もシンプルに送りたいのかもしれない。特殊で他人と違っていないとつまらなくてシンプルは寂しいと感じる、私はそんな風に人生を生きてきたけれど。そうじゃないと生きられなかったのだけれど。
娘を見ながら私は元気に年を取り、今の私の歳になった娘がどう生きているか見てみたいとそんな事を考えてた。
ゴッチャゴチャだと面白いなぁ〜。笑
さてと、明日は房総までドライブ。
何を着て行こうかしらん。