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みんな個性的

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葉山にてチェルちゃんと

『いつも明るくサバサバしたママでいたい』

長年そう思ってやってきたので、病気になった事は皆様には本当は秘密にしておきたかったです。

入院や手術の日程が決まった翌日にマスターに自宅まで来てもらい家族を交え、今後お店の営業はどうするか、お客様に何をどうお知らせすべきかについて話し合いました。

「店舗のリフォームって事にしたらどうかな?例えば地中の水道管工事とか、それなら入院の間だけ2週間臨時休業でも変じゃないでしょ。」と私。

し〜ん・・・

術後直ぐに社会復帰出来ればいいけど具合の良くない日もあるかもしれないよとか、もし抗がん剤治療があればキツくて仕事にならないんじゃないかとか、内緒にしとくとママが後々辛くなるんじゃないかとかetc・・・色んな意見がありました。私は話し合いの最中に何度も、お笑い芸人さんが問題を起こすと何を言ってももう笑えないと誰かが言っていたのを思い出して、私ももう笑ってもらえなくなるんじゃないかと心配ばかりしていました。

それより何より公表すれば皆様にご心配をおかけしてしまうだろう、きっと皆様は励ましのメールを下さるだろう、私の様なものにそんな事で貴重なお時間を使わせてしまう、それが申し訳なくて中々公表に踏み切れませんでした。

それでも折角お店までいらして下さったのに入り口に『臨時休業のお知らせ』の張り紙1枚では、もっとご迷惑をおかけする事になる。そう考えて苦渋の選択で最終決定を行いました。

公表の当夜から沢山の激励のメールを頂きました。中にはお会いしたことのない方もいらして、こんな方も私のブログを読んでいて下さっていたのだと驚きました。どなたのメールも温かく力強く、個性的でした。😆

お一人お一人のお顔やお声や会話を思い浮かべながら、私は絶対にこの病気を克服して今より元気に明るくなり、1日も早く復活して笑いを取るぞ〜と心に誓いました。

皆様、本当に本当にありがとうございました。

皆様の励ましを胸に、またお会いできる日を楽しみに頑張ります。