初志貫徹
いよいよ今年最後の1日になりました。
皆様、今年も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
毎年この時期には時間は続いているのだし、今年は大掃除はいいかな〜と思うのです。
でもおせちはプロに任せて作らないし、何もしないでダラダラは罪悪感が半端なく、やっぱり夜な夜なモップ片手に脚立に乗ったり降りたり。
キッチンの床に仰向けになって寝転んで、カウンターの床に面した直角部分を拭いてみたり。
この時期にだけしか見えない汚れってあるんですよ〜。笑
体力的に数日かけて昨日やっとお掃除を済ませ、その後スーパーに買い出しに行って来ました。
もの凄い人でした。
買うものは年越し蕎麦とお雑煮の材料程度なのでパパっと選び、長い長いレジの行列の最後尾に並んだのですが・・・先頭さんがカード決済で手こずって進まない。
何度やり直してもダメみたい。
我慢我慢・・・
隣の列はスムーズに進んでいて、私達だけ待たされてる。
我慢我慢・・・
我慢・・・ならぬ。
隣の列に移動。笑
物凄く思い切って隣の列に変わったのに、なぜか前の人達も皆んな移動してきて私はまたまた最後尾。
オォ〜マイガッ!!😱
隣の列はカードが成功したみたい。
ありゃ、スムーズに流れ始めたよ。
やっぱりあっちだったか!
こういう時、チャチャっと上手くやる人いるよねぇ。
見ていると動きが速い。
ささっ、さささっ。
どうでも良いけど。
そんな人になりたいかというと違うけど。
ちょこっとその要領良さに注目してしまう。
ささっ、さささっ。😀
皆様は今年どんな1年でしたか?
師走に入ると私が必ずお客様にする質問です。
ある方が余り良くない年まわりだと知って、ずっと補佐役に徹していたよと仰いました。
いつも通りの毎日なのに、何をやっても上手くいかないと感じる年ってありますね。
それでも真摯に直向きに生きていれば、必ずそのうち良い事は起きるものです。
私は残念ながら今年もつらいと感じることの多い1年でした。
「身体がつらくて意欲が湧かない。」と嘆いていたら、それを見ていた家族が求人広告を出してくれました。
お店にはマスターや女の子がいてくれますが、もっと沢山雇って体調が良い夜だけ出勤すれば楽になるのではと考えてくれたみたいでした。
見ると売上とヘルプと売上兼ヘルプの3パターンの求人広告でした。
誰も顧客がいないヘルプから私はスタートし、売上になり、チーママになり、雇われママになり、オーナーママになりました。
その道のりは険しいものでしたが、当時にしては古臭い銀座のルールに固執せず義理と筋を通す大ママの側で私は沢山のことを学ばせてもらいました。
このママについて行きたいと思える人でした。
それでも不思議なルールに首を傾げることは日常で、私もいつかそれが普通になるのかと不安を感じていました。
その時からどんなにボロボロになって帰宅しても、不思議ルールをメモに執ることだけは忘れませんでした。
それが何があっても譲れない『銀座のトリル』のルールです。
私とお店の軸足です。
古き良き銀座は僅かですが今でも健在です。
歳を重ね、私は昔の銀座の常識を知る数少ないママになりました。
でも私は時代遅れのママには決してなりたくありません。
キャストには若く個性的で、そこにいてくれるだけで周りが明るくなるような人を求めています。
おかしな経験者より何も知らない未経験者、そう思っています。
それなのに私は間違ってしまいました。
面接で彼女に初めて会った瞬間に、「あ、この女性はダメな人だ。絶対にお店に入れてはいけない女性だ。」と直感しました。
勤めていた店舗を悪く言い、ぼったくられたとママを悪く言い、面接で応募に至った経緯を話す彼女の口からは負の言葉しか聞こえてきませんでした。
悪寒を感じながら私は、「沢山お客さんをお連れします。」という甘い言葉に欲をかき、彼女をあっさり招き入れてしまったのです。
今から思えば、僅かに残った銀座の知り合いママ経由でちゃんと調べるべきでした。
私の直感は大当たりでした。
彼女は入店直後から娘ほどの若いキャストの嘘の発言をでっち上げ、素人のキャストは私の席にはいらないと見下し、ルールを捻じ曲げ和を掻き回し始めました。
そして、「この店は私のポリシーと違います。私物とお給料を取りに行きます。」
え〜、、、
辞めてくれるの?
ありがとう🙌
あの〜、ずっと言いたくて言えなかったんだけどね。
あなたは毎月、売上最下位でした。
残念。😭
能ある鷹は爪を隠す。
出来るホステスは謙虚。
で、爪を隠す。
さて2025年が始まります。
私には強い味方が沢山います。
もう決して揺らぐことなく、初志貫徹で参ります。
皆様に安心してお過ごし頂ける様、スタッフ一同、今後も勤めて参ります。
皆様、どうぞ良い年をお迎え下さいませ。
お会い出来る日を楽しみに待っています。