幸あれ
明けましておめでとうございます。
うららかな新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。
今年も私の年越しは普段は出番のない大きな鍋で出汁を取りながら、紅白歌合戦からのゆく年くる年でした。
紅白は色々厳しい意見もあるみたいですが、皆さんの一生懸命さが伝わってきて感動して涙が出そうになります。
賑やかなホールから画面がガラッと変わって除夜の鐘や列を作る参拝者が映し出されるのも、いよいよ新しい年が来るんだなぁと思えて私は好きです。
新年は普段は中々出来ない手料理を振る舞って4日目辺りから都内脱出が我が家の定例なのですが、今年は抗がん剤治療が早々に予定されているので2日の朝には出発しました。
ここ数年は雪深い山の中です。
何度もゆっくり大きなお湯に浸かり、美味しいものを沢山頂いて癒されています。
家族の顔をじっくり見て安心して過ごしています。🤭
元旦には沢山の方からおめでとうや、「ママに励まされています。よく頑張っているね。」のお褒めのメールを頂きました。
闘病生活でお店に立てなかった時も私の不在を承知でたくさんの方がご来店下さったと、マスターから報せを受けています。
いつもありがとうございます。
本当にありがとうございます。
私は幸せ者です。
罹患して1年半が経ちました。
私には、「つらい時はつらいと言って甘えて良いんだよ。」と言ってくれる家族がいます。
何も言わなくても黙って毎晩お店に立ってくれるマスターがいます。
「ママ、大丈夫ですか?私がお店に行くので無理せずゆっくり休んで下さい。」と言ってくれるキャストがいます。
私は皆さんに守られ支えられ、生かされているんだと感じています。
だから私は何としても元気にならなければと思っています。
少しでも皆さんにご恩返しがしたいです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
私の大切な人達に幸あれ。