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3月 2018

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娘・ちぇる・豊洲にて

娘がちぇるとの2人暮らしを始めて3か月が経ちました。

娘が1人暮らしをしたいと最初に言い出したのは大学生の時でした。朝か夜かもわからない不規則極まりない生活を送る私との同居は、相当キツかっただろうと思います。自由に楽しくやりたい年頃です。

両親の監視の目から逃げたい一心で地方の大学に進学した私でしたから、娘の気持ちは痛いほどわかりました。娘はお休みの日に度々内見に行ってはガックリ肩を落として帰って来て、「内見に行ってきた。東京って本当高いよね。」

でしよ。笑

内見が隔週になり月1になり、いつの間にか娘の口から1人という言葉さえ聞かなくなりました。

そして去年の暮れ。

自分の事しか考えていない娘の勝手さに業を煮やした私は、「 1人でやってみれば?どれほど周りに助けてられて暮らしているかわかるはず。」

そしたら娘がぽつり、「今じゃないんだけどなぁ。」

ちぇるが側にいてくれます。

娘の帰りを今か今かと待っています。

ファイト〜。。

私・マスター・店内にて

桃の節句が過ぎてやっと春らしくなったと思ったのに、冬の寒さに逆戻してしまいました。気まぐれなお天気、来週は5月並みの暖かさだそうです。身体を気温に合わせるのが大変です。皆様、お変わりございませんか。

2週間前の左足の神経痛がやっと楽になってきたと喜んでいた私でしたが、昨夜、階段で転んでしまいました。今度は右足です。

マンション螺旋階段は危険と知っていて、「この階段で転んじゃう人、多いと思うよ。微妙な段差だし大理石がツルツルしてて滑るし、滑り止めも付いていないし。お年寄りとか絶対に危険だよね。夜中は特に危険。」って言いながら落ちていきました。笑

その前日の午前3時、閉店後に1人で近くのコンビニに出掛けました。冷たい雨が降っていて数寄屋通りに人影はありませんでした。

コーヒーを買い傘をさして歩き始めたとき、私の後ろを気味の悪いおじさんがついてきている事に気づきました。気のせいかと何度も方向転換してみましたが、そのおじさんも同じ様に方向を変えたので間違いないと確信しました。怖くて最後は全速力で走り回り何とか撒いて、階段を駆け下りてお店に舞い戻りました。

動悸で暫く動けませんでした。

その話をマスターにしたら、「階段で滑り落ちなくて良かったです。」って。

そこ?ってか落ちたわ、昨日。

私・店内にて

お天気予報通り3月は春の嵐でスタートしました。

弥生の異名は春らしく、花月、桃月、桜月、陽春、嘉月、花見月、夢見月など柔らかく優しそうな名ばかりです。いよいよ待ちに待った春ですね。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

ところで私、先月また1つ大きくなってしまいました。

電車が最寄駅に着くと皆んなに見られているようで、降りるのが恥ずかしかったあの頃がつい10年前の様な気がします。

娘の小学校の入学式に和服で行ったら、まるで極妻のようだと言われたあの日も5年ほど前のようです。まだまだ若いつもりでいたのに、

気のせいなんですね。

もうお誕生日をお祝いして頂ける様な年齢ではなくなりました。

それなのに今年もちゃんと覚えていて下さり、たくさんの皆様がお祝いをして下さいました。おめでとうのメッセージもたくさん頂きました。

とても嬉しかったです、ありがとうございました。

甘えてはいけない、時に情けはないと中島みゆきさんが歌っています。

本当にその通りだと思います。年々早く時間が過ぎると感じる私は尚更、その時その瞬間を大切に過ごしていかなければいけないと思います。

いつまでも若々しく健康で、感謝の気持ちを忘れず笑顔を絶やさず、謙虚で大らかで思いやりを持ち、何があってもムカつかず。

例えムカついても色っぽくムカついて。

この気持ちをずっと忘れずに、少しでも長く忘れずに、せめて1か月は忘れずに。