銀座のトリル 03-3572-8228

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ママのぽわぽわ銀トリ日記♪
私・店内にて

三が日が終わり静かな我が家が戻ってきました。お皿を並べてお皿を下げてお皿を洗い、またお皿を並べてお皿を下げてお皿を洗った3日間でした。笑

お正月に美味しい物を食べてゆっくりしたら、そりゃ太るでしょ?

その点、私は作ってばかりで殆ど食べていないから太らない。

キッチンとリビングを行ったり来たり動き回ってたし、ゆっくりソファーに座る時間も殆どありませんでした。

朝早く起きてお洗濯してお掃除して直ぐにお料理に取り掛かって。

気も使いまくりだったしね。

疲れたわぁ。

私、お正月って大変だもん。

きっと痩せちゃったと思います。

3キロとか痩せちゃったはず。

で、測ってみたら、

え、なんで?うっそ〜ん。。

あ、服を脱いでなかったわ。笑

店内にて

母も参加出来る様に人生ゲームをやりました。ルーレットを回し出た数だけ進む、あのアナログゲームです。皆んなは確実に家族を増やし上手に資産運用までして持ち金を増やしていくというのに、私はというと・・・。

払いたくもない餞別ばかり払わされ、折角ついた職を解雇され無職になったりする。

多額の借金をして手に入れた自宅が火事で失い、やっとの思いでゴール直前までやってきたら宇宙に行けと言われる。そんなこと言ったって借金だらけで宇宙に飛び立つ資金なんて私にはない。だったら借りて飛ぶしかないねとまた借金してボロボロになってやっとゴ〜ル。。

母が悲しそうな目で私を見てきた。

いゃ、これはゲームだから。

母は大きな溜息をつき、

「もっと指に力を入れてくるっと回せば良いんじゃないの?」笑

店内にて

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

昨夜、今はもう出汁の取り方も忘れてしまった母に「年越し蕎麦を作ったよ。食べにおいで。」と声を掛けました。昔はお料理が得意な母でした。新聞の献立欄をハサミで切って丁寧にスクラップしていました。その割に食卓にはいつもの献立が並んでいました。あのスクラップは何の為だったのか、

指の運動?

「今夜は行かない。お正月から行かせて欲しいから」

「来ればいいのに。美味しいお蕎麦が出来たのに。」

「そうなの?でもいいわ、明日行くから。」

母は除夜の鐘を聞いた直後にやってきました。

ウケる。笑

「おめでとう。今年もよろしく。元気で頑張ります。」と母は言ってペコリと私にお辞儀しました。

私を見て笑い、娘を見て笑い、2人を交互に見てまた笑う。

こんな風に歳を取れたらいいなとつくづく思いました。

お母さん、こちらこそ今年もよろしくね。

私・銀座にて

京都・清水寺で発表された今年の漢字は『 金 』でした。

私は何かなと考えたらこんな文字が浮かびました。

『隠』

忍者か

今年の私は自分の本心を隠し続けた年でした。今年の初めに父の主治医から父の命がもう長くないと知らされました。父は見る度に弱く細くなっていたので私もそんな予感はしていました。でもいざ言葉にされると寂しさや悔しさや後悔といったものが一気に押し寄せてきて、冷静ではいられなくなる私がいました。でも両親の子供は私だけになり、母もいるんだし、私がしっかりしなければと。今後は固形物が食べられなくなると言われると父の好きだったお饅頭を買って行っては、隠れて小さく刻んで食べさせました。

父に会いに行った直後に濃いメイクをしてドレスに袖を通す瞬間は何とも言えない気持ちでしたが、私はいつも笑っていました。父とのお別れが近づいた夜も、父とお別れした夜も私は泣きませんでした。

いつ泣いてくれるかなって父は私を見てるかな。笑

だから今年の私の漢字は『隠』なのです。

来年の暮れの私の漢字は何だろう。

先日ある方に、「ママは冷たい。」と言われてしまったので、『緩』

あ、ちょっとそれやだな。。笑

マスター・店内にて

今年のクリスマスはどうしようかなと考えていたら、あるお客様がマスターのライブをしたら?とアドバイスして下さり、久し振りにマスターのソロライブが実現致しました。お忙しい中、沢山の方がお集まり下さいました。ありがとうございました。

転職して音楽にもっと時間を費やしたいと、トリルを選んでくれたマスターでした。正直言うと私は初めからそれは難しいと思っていました。マスターは夜の街のお仕事は未経験でしたし、それでなくても不規則極まりない生活です。

オリジナル曲に拘るマスターは創作活動にとても時間を掛けるようで、私の予想通りマスターにその余裕はなくなっていきました。申し訳なくて、「前のお仕事に戻っても良いのよ。他に活躍できる場所があるなら移っても良いんだし。」と何度も言いましたがマスターはではそうしますとは言いませんでした。

嬉しいことや辛いこと、良い時ダメな時を繰り返しながら人は生きています。マスターの作る歌は一見悲しい曲に聞こえますが、私はもしかしたら応援歌なのかもしれないと思っています。

私やマスターに機会を与えてくださった皆様にオーナーとして心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。