銀座のトリル 03-3572-8228

Author: もあママ

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私・娘・店内にて

最後に旅に出掛けたのはいつのことだったか思い出せないほど、私は旅と縁がありませんでした。私は住まいとお店以外、お隣の街にも行きたがらない究極の出不精なのです。

そんな私が珍しく娘と、「1度2人で何処かに旅行でも行きたいね。」と話していました。そんな時、田舎の熊本に帰る用事が出来たのでママ達も来ませんか?案内しますよとお客様が声を掛けて下さいました。私は行く運命を感じ重い腰を上げ娘は大喜びしました。フライト当日の朝までの2週間間、私には全くお休みがありませんでした。荷物の準備は娘に任せ、私は睡眠不足と疲労でふらふらになりながら出発しました。

私は初日に高熱を出し寒気と吐き気に見舞われました。お客様に気づかれないように気力だけで何とか動いていました。

旅行から帰った1週間後、娘と旅の動画を観ました。

出発時の嬉しそうな2人や高熱でふらつくコントのような私がしっかり映し出されました。お店でお客様にお見せ出来るようにと娘が編集するらしいのですが、本当なら編集なしで皆さんにお見せしたいくらいの傑作です。

馬肉を頂いた直後に駅前の大通りを馬の真似してパカパカ言いながら走っていたり、ひと切しか食べていないのに翌朝は髪の毛ビンビンで起床したり、顔面蒼白で悪寒でガタガタ震えながら笑う私も写っています。

娘は娘でホテルで壁の額の裏にお祓いのお札がないかとビビりまくり、深夜に武士のお化けが出て金縛りにあったと飛び起きて大騒ぎ。

単純な娘。笑

ライトアップされた熊本城や壮大な阿蘇の山々や放牧された馬達。

お互いの顔を何度も覗き込み語り合い笑い合い、一生忘れられない大切な思い出を作る事が出来ました。

今回お声掛け下さり、細かくスケジュールを組み連日観光に付き合って下さった皆様に心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

次は北海道に行くどう〜っ!笑

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私・娘・店内にて

一雨毎に暖かくなり、マンション前の桜もそろそろ見頃を迎えたようです。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

1週間前、ひと足早く娘と熊本で桜を見てきました。

桜の開花予想はテレビで見たことがありますが本当に南から段々に咲いていくんですね。

不思議〜。

旅の楽しみは名所散策と郷土料理と言いますが、お客様に、「ママ、馬の専門店を予約しておいたからね。」

「ウマってあの馬?」

「そうだよ。馬刺しは美味しいよ、特にタテガミね。」

タテガミって襟足?どよ〜ん。。

私は捕獲したその場で血の滴る生肉をぱくぱく食べそうですけど、細かく切り刻んで丸焦げ状態にしてないと食べられないんですよ。

お肉は嫌い。笑

折角予約までして下さってるのにそんな事言える筈ないじゃないですか?

それで何とか上手く誤魔化すつもりで行ったんですけど、「一杯召し上がって下さいね、新鮮なお刺身ですから美味しいですよ。」ってじぃ〜って手元を見られて、お肉の上にスライスの玉ねぎを山ほど乗せて隠してね。

これって走る馬ですか?笑

自分では美味しそうに食べたつもりでいたんですが、帰ってから娘が写した動画を見たら、死んでました。

馬も私も。

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娘・店内にて

今朝はカーテンから差し込む日差しが眩しくて早朝に目が覚めてしまいました。

待ちに待った春がきました。

皆様、お変わりないですか。

春といえば行楽ですが、何年も銀座と自宅を往復するだけの私にとってその言葉は死語でした。

そんな私が今週末、お客様の計らいで娘と2泊3日の熊本旅行に出掛けることになりました。

それも飛行機に乗って行くんですよ、遠いところに。

誘って下さったお客様に、「ママは九州に行った事があるの?」と聞かれて、「 えぇ1度だけあります。小さな頃ですけど。」

「九州のどこに?熊本はないでしょ?」

「熊本はないですね、でも阿蘇山には行きましたよ。」

「ママ、それ熊本だよ〜。」

「なにが?」

「阿蘇山。」
「 え?阿蘇山ってどこかの県の中にあるの?」

ぼか〜ん。笑

あの、ちょっと質問なんですけど。西日本にはいっぱい路線があるでしょ?なのにどうして東北には東北新幹線しかないの?」

「ありますけどね、色々。」

「あるの?どこに?」

「東北の話でしょ?」

「え〜、東北に?茨城にも?」

し〜ん。爆

お客様は地理ばかな私が可哀想になったのだと思います。熊本旅行が決まってからというもの娘まで、「ママ、大丈夫?九州だけど本当に大丈夫?ママ、ちゃんと歩けるの?」

「え〜、歩くの?」

「ママ、観光なんだからね。お願いだから嫌だ嫌だって言わないでね。」

「言わないわよ、多分。」

「私、大丈夫かなぁ。ママとやだぁ〜。」

「そんなに心配しなくたって大丈夫よ。飛行機で行くんだからね。飛行機が飛ぶんだから。」

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私・娘・店内にて

都内に季節外れの雪、コートはまだまだ手放せそうにないですね。

皆様お変わりないですか。

季節の変わり目は体調を崩しやすいもの、どうぞご無理なさいませんように。

先週の金曜日、母と娘と3人で食事会をしました。待ち合わせは銀座三越前に1時でした。

母は同時に用事を済ませようと並木通りの歯科医院に10時に予約したようでした。母の治療に付き添っていた娘から、「ママ、急いで来て。お婆ちゃんの治療もう終わっちゃった。」との緊急連絡。

まだ10時半ですけどぅ〜。笑

私は慌てて予約したお寿司屋さんに時間の変更を伝え、髪や顔や着替えもそこそこに猛スピードで待ち合わせ場所に向かったのでした。

DIOR前で娘と母を発見。

近づくと母が娘に、「あれ、お母さん?」と聞いている声が聞こえてきました。

母はお寿司を堪能して私にコーヒーカップを買い、お留守番の父にお土産を買ってカフェで休憩してタクシーに乗って帰っていきました。その間、母は興奮状態でずっと喋っていました。

もうあの声は聞きたくない。笑

そんなに頑張ったのに翌朝起きたら娘が、「お婆ちゃんがね。ママがボサボサで向こうから歩いて来るのを見てさ。銀座のママってあんなでいいの?って言ってたよ。」って。

プルプル・・・笑

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私・店内にて

3月を迎えたというのに、昨日今日は真冬のような寒さです。

春になるまでもう少し我慢ですね。

皆様もどうぞ温かくしてお過ごし下さいませ。

日曜日の深夜に何気なくテレビを点けたら東北の震災の映像が流れていました。あれからもう3年も経つのですね。

時の流れの何て早いこと。

当時はもしあの惨劇が東京で起きたらと、何度も想像したものでした。マンションの避難通路や避難場所を調べたり、非常食や便利グッズを買い揃えたり、家具の転倒防止を設置したり。

それが娘がせっせと作ってくれた緊急避難用バッグは、今ロッカーの奥の奥の方に。

いつ災害が起こっても慌てないよう心構えだけでも、せめて娘に迷惑をかけないようにと思っていたのに、日々の生活に追われてすっかり忘れています。

もしも東京に震災が起きたら・・・

母を助けに行かないと。