銀座のトリル 03-3572-8228

Author: もあママ

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私・店内にて

半袖で外出していたのがつい昨日の事のようです。寒いかもってもう1枚、すっかり冬に近づいて参りました。皆様、どうぞ気温の変化にお気をつけて温かくしてお過ごし下さいませ。

お客様に、「今夜も僕らが貸し切り?ママ、大丈夫?」とご心配頂きながら、何とかトリルも4度目の冬を迎える事が出来ました。ひとえに大切に思って下さるお客様のお陰です。

いつもご心配下さり本当にありがとうございます。

4年前のオープン一週間前、私は開店のご挨拶に関わる事で致命的なミスを犯してしまいました。

アッ!と気づいた時にはもう手遅れで、お世話になっていたお客様の殆どを失ってしまいました。

私は顔にこそ出しませんでしたが、内心は絶望と恐怖で逃げ出したいきもちでした。

そんなある深夜、私はある方にお電話で不安を訴え号泣しました。

そんな私にその方は、「 心配しなくても大丈夫。もう何も失わないよ。ゼロから始めればいいじゃない。でもダメだったらその時やめればいい。それまでがんばれ。」と励まして下さいました。

その言葉に救われ気持ちを入れ替えオープンに漕ぎ着けたのですが、

想像を絶する大変さ。笑

今更ですが良くやってきたものだと思います。

お客様にホッとして頂けるお店や私になりたいです。

どうか私を皆さんの傍に置いてください。

私にはいくら考えてもここしかないから。

今後ともどうぞ末長くよろしくお願いいたします。

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娘・自宅にて

那須岳に登山に出掛けた娘が沢山お土産を抱えて帰宅してきました。娘が写したビデオには、すっかり秋色に色付いた木々やゴツゴツした岩肌や赤茶色の土が映っていました。

久し振りに綺麗な自然の色を見た気がしました。

数年前、山頂制覇の快感に芽生えた娘は登山グズを一式揃え度々険しい山道を登るようになりました。

苦しい先には楽しい事が待っているそうです。山頂で食べるおミカンは最高なのだそうです。私にはサッパリ理解出来ません。

山は遠くから見る物。笑

私は娘が山に行く度に心配で、「冬眠前だよ?クマって餌を蓄えに麓まで降りてくるんだって。クマ、怖くない?」
「大丈夫?黒い服って蜂が攻撃してくるらしいよ。怖くない?スプレー持ってる?ハチ、怖くない?」

うっざっ!!笑

娘はもう成人した大人です。

私なんかよりしっかり者で結構生命力も強そうです。

娘の心配より自分がもう少しシャキッとしなさいよって感じです。

「ラムネが良いらしいよ。」笑

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私・帝国ホテルにて

秋といえば紅葉、いい季節になりました。暑く火照った体が少しづつ冷めていきます。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

先日、あるお客様からこんなお話を伺いました。その方は大手企業の管理職なのですが、新卒者に内定通知を出すまでに第7次試験まで行なうのだそうです。

秘密を暴かれちゃいますよね?笑

トリルも現在ホステス募集中なので、そのお話を興味深くお聞きしました。うちは1次面接のみの即決ですけれど。

私は雇われママという立場上、以前はたくさんの女性の面接をしました。クラブのホステス採用は特殊で見た目重視です。笑

長くても20分程度で面接は終了します。

見た目自由主義ですから。

どのお店も最低ラインを設けていて、一応採用してダメなら直ぐに辞めてもらうといったお店も沢山あります。

ホント何様なんでしょうか。

昔は私もその何様の1人でした。

でも最近は面接に来てくれる若い女性が全員、自分の娘の様に思えて。

はい、採用!笑

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私・店内にて

以前は何処へでもスタスタ歩いて行けた私ですが、ここ数年脚の痛みに悩まされ早く歩けなくなりました。色んな病院に通ってみましたが、先生のお見立てはそれぞれ。

先生方のお見立てを私が総合的に判断すると、職業病ということです。

短かっ。笑

私がデビューしたお店のママは昔気質で、ホステスのしつけにかなり厳しい人でした。

立ち方、座り方、話し方、指使いetc。

接客時にソファーに背中をつけるなんて絶対に許されない事でした。

お客様の方を向いて一旦真っ直ぐ腰掛け背筋を伸ばしたら、そのまま右に90度上半身だけ回転させ、ハンカチとライターを右手に持って右膝に置き、その手の上に左手を添えて〜。

はい!ニッコリ笑う〜!!みたいな。

にたぁ〜。

今の若いホステスにそんなしつけをしたら、皆さん速攻で辞めちゃいます。

それか無視されるか?

私がこの姿勢で接客している限りは完治しないと先生方は仰いました。そして、「痛い時は横になって安静に。」

寝転んで接客?笑

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私・店内にて

明日から夏休み~なんて喜んでたのに、あっという間に明日で終わり。ずっとスッピンでだらだら過ごしておりました。笑

皆様、お元気ですか?

昔、上京した息子に田舎のお母さんからお米やお野菜のいっぱい入った小包が届く、とてもほのぼのしたCMがありました。荷物の1番上にお母さんのお手紙があって、身体にだけは気をつける様にと。

1人暮らしをすると実家から小包が届くのか〜、身体を気遣ってくれる優しい手紙も届くのか〜。

そのCMが流れていた頃、丁度私は神戸の大学に入学し親元を離れました。

私は密かに心待ちにしていたのです、ダンボールいっぱいに愛情の詰まった小包がもうそろそろ届くだろうと。

きっと母は送ってくれるだろうと思っていました。

甘かった。爆

そういう奴です、私の母は。

遂に私は母に電話で、「 何か送ってきて。」笑

「お友達にお土産とか頂いてるから、私も何かお返ししないといけないのよ。」「あら、そうなの?わかった。ご飯はちゃんと食べてるの?」「うん。」「じゃ、ご飯の心配はいらないわね。」「うん。でも麺とかたまに食べたいかなぁ。」

3日後に大きくて重い小包が届きました。まさかお酒でも入っているんじゃないかと開けてみたら、和菓子の箱が10箱とカップヌードルが20個、そして便箋が1枚ピラリン〜。

「元気で楽しくやっているようで安心しました。2万円、お小遣いを入れておきました。何か欲し物を買いなさいね。」

2万円は和菓子10箱とカップヌードル20個を取り出して探し回りましたがどこにもありませんでした。

翌日、母に電話をしたら、「あれで足りるでしょ?高いのよ〜、あの和菓子。皆さんに渡すのよ。」

お抹茶かよ!

「それよりあのね・・・」「ラーメン入ってたでしょ?」「入ってた、それであの・・・」「麺が食べたいって言ったから。」「ありがとう。でね2万円だけど。」「うんうん。何か買うといいよ。」「入ってないよっ!探したんだけどどこにもないよ。」「え?入ってるでしょ?封筒の中に。」「封筒?ないよ、紙が1枚入ってただけ。」「封筒ない?手紙の封筒。」「ないよ、紙だけ。」「 あれっ?ない?ちょっと待ってて。」

「ごっめぇ~ん、封筒こっちにあるわぁ〜。あっは。」

ダメだ、うちの親。笑