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銀トリ日記

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静岡にて

ダウンコートだったり薄手のコートだったりと体温調整が難しい日が続いています。中国からのウイルスも心配ですね。からって。笑

皆様、外出の際はマスクをお忘れなく、どうぞお気をつけてお過ごし下さいませ。

最近の私、感受性が強過ぎるのか・・・ちょっとした事で直ぐに涙が出る様になりました。お客様が来て下さるとうるっ、歌を聴いてうるっ、ちっちゃな子供を見てうるっ。。今日なんて自宅のドアーを閉めた途端にうるっですもの。歳だよ!ってそれを否定はしませんがちょっと変なのです。これってもしかして、

病院行き?爆

先日、都内に雪かもと騒いだ夜のこと。その日は朝から忙しく動き回っていて、出勤して1日何も食べていない事に気づきました。そんな私を見てマスターが、「ホットケーキ、食べますか?作りましょうか?」

うるっ。

暫くすると店内にバターのこんがりと良い香りがしてきて。

うるっ。

そういえば2度目にマスターと会った日。

あれは私が前に住んでいた街の駅前のカフェでした。マスターの音楽活動についてコーヒーを飲みながらお話していたら、突然マスターが、「ホットケーキ、食べませんか?」って。

あの頃の私はやっぱり夜の銀座にいて、朝だか夜だかわからない生活を送っていました。頭の中はお店とお客様の事で一杯でした。お客様でもなければ当時はまだマスターでもなかったマスターに再会した時、私はマスターの顔を全く覚えていませんでした。そんな冷たく心に余裕のない、毎晩の様にお客様に豪華なお食事をご馳走になっていた私にマスターは、「ホットケーキ、食べませんか?」って。

今だから言うのですが正直、え?!ホットケーキって何?ってなりました。笑

だけどその時のホットケーキの懐かしくて優しい味は・・・マスターが焼いてくれたホットケーキを食べながら、ふとあの時の事を思い出して。

うるうる。。

そんなところにお客様が。

雪に変わる前のどしゃぶりの足元の悪い中を・・・

涙がドバァ〜

泣くでしょ、それは。

本当に私という人間はどれだけ皆さんに助けられているのかと。

山梨にて

明けましておめでとうございます。皆様お健やかに新年をお迎えのことと思います。今年もしっかり地に足をつけ、こつこつと努力して参ります。どうぞよろしくお願い致します。

私は念願が叶い、三が日は伊豆の温泉旅館でした。昔、高齢のお客様が、「一人になってからずっと年末年始は伊豆の温泉旅館なんだよ。あれはね、本当に良いよ。ママも行ってみると良いよ。」と仰っていました。でも当時の私はまだ若く、温泉良いよの意味が全くわかりませんでした。温泉も旅館も箱根も伊東も熱海も湯河原も全く何が良いのやら。でもここ数年・・・

行きたい。笑

何十年もお正月はずっとキッチンに立っていました。美味しいと喜んでもらいたくて、その顔が見たい一心で、それが当たり前で。。つらいと思った事は一度もありませんでした。でも・・・

行きたい。笑

テーブルに乗りきらない位のお正月特別会席は見た目も味も見事でした。大浴場が二ヶ所と七ヶ所の貸し切り露天風呂と部屋にも露天風呂が付いていていつでも利用出来ました。お部屋は1階に大きな和室と2階が洋室で眺めも最高でした。上げ膳据え膳の至れり尽くせりで、

余はとっても満足じゃ。

私のお部屋の担当は母と同じくらいの高齢の女性でした。早朝に朝食の配膳をしながら、「今日はどちらにお出掛けですか?お天気で良かったです。」と声を掛けて下さいました。出掛ける準備をしていたら隣のお部屋からその方の声が聞こえてきて、どうやらお掃除の方に浴衣のサイズ変更を指示しているようでした。出掛ける時はロビーでお見送り、帰るとまたロビーでお出迎え。直ぐに夕食の配膳に取り掛かり、「どちらにお出掛けでしたか?」「明日のお出掛けまでゆっくり寛いで下さいませ。」と優しい声掛けを忘れない。

私はその方ばかり目で追うようになっていました。いつ眠ってるのかな?睡眠時間はどのくらいなんだろう。ここのお湯に浸かったことはあるのかな。本当に本当に、

働き者。

いよいよ旅館を後にする時が来て、お見送りに来て下さったその方に、「大変お世話になりました。大丈夫ですか、お疲れではありませんか。」と聞いたら、「丈夫だけが取り柄ですから。」って笑って、「ありがとうございました。娘が会いに来てくれたみたいでした。」って言って・・・

私はまだまだですね。

頑張るしかないですね。

お仕事頑張って、また会いに行かないと。

マスター・店内にて

厳しい寒さの年の瀬になりました。年の瀬とは12月中旬頃から大晦日までの2週間程のことをいうのだそうですが、私はずっと12月は全部年の瀬だと思っていました。こんな勘違いを幾つしていて、何も思わず色々喋っているのかと思ったら恥ずかしくなりました。でもま、私のことだから。笑

そんな年の瀬ですが、沢山のお客様方がお忙しい中を足を運んで下さいました。イブとクリスマスには自宅でケーキを作り、合わせて3個の大きなケーキをお店に持ち込んだのですが全て召し上がって頂く事ができました。開店前のひっそりと静かな店内が、お客様がいらして下さった瞬間にぱっと華やぎ明るくなります。トリルに明かりが灯る瞬間です。そしてそれは私にも大きな力を与えてくれます。

待つ事しか出来ない私ですからいらして下さると有り難くてホッとして、そっと心の中で手を合わせています。いつもいつも本当に有り難うございます。

今年も大変お世話になりました。

新年まで残り2日になりました。昨年末に決めた今年1年の抱負は、『どうでも良い事には拘らない』でした。頑張りましたが私という人間は、どうでも良い事にこそ拘りたいみたいです。然も苦労した割には半分も願い叶わず、あっさり撃沈致しました。既に来年の抱負は決めていますが、始める前から心がバキバキに折れています。なので今年も公表は控えます。でも取り敢えず来年も、

頑張ってみるぅ〜

寒い日が続きます。皆様、体調を崩されませんよう呉々も温かくしてお過ごし下さいますように。どうぞ良い年をお迎え下さいませ。

自宅にて

気温差が激しく体調管理の難しい日が続いています。先日お客様が病院に行ったら風邪の人で満員だったと話していらっしゃいました。年末の慌ただしさに疲れが溜まりやすい頃、皆様呉々もどうぞご無理をなさいませんように。

さてさて銀座のトリルの年内営業も残すところ8日になりました。月曜日のお昼過ぎに目覚めたベッドの中で、今年も最後まで笑顔を絶やさずに精一杯努めなければと気合を入れ直しました。それなのに、まだ火曜日だというのに、もうちょっと疲れてきてしまいました。

2日目。笑

その前日の日曜日、早朝から夜遅くまでかけて娘が毎年恒例の、『ななちゃんクッキー』を焼きました。下調べの段階で娘は何種類か作ると言い出し、今年はパキッじゃなくてザクッとしたクッキーに挑戦すると・・・。私は、「大変だよ?これなんか良いんじゃないの?」と画像を見せて簡単クッキーを何度も提案しました。でもそれは無言で却下され、そして日曜日、

大変そうでした。爆

色んな粉や果実がカウンターいっぱいにずらずら〜っと並んでいました。それらを娘は混ぜ合わせ、こねて丸めてこねて丸めて、またこねて。。手伝おうか?と声を掛けたら、「いゃ、いい。これは私1人で作る!」と言い切って。一回焼いてみて・・・ちょこっと食べてみて・・・「粉を足した方が良さそうだわ。」って。

へ?今から?

ギャハハ

あんなに真剣な娘を見たのは去年のななちゃんクッキー以来でした。娘はシンクに使ったボウルをポイ、泡立て器をポイ、ナイフもポイ。私はそれを洗って拭きます。ついさっき洗って拭いたボウルが直ぐにシンクに返ってきます。洗って拭いたら娘がポイ。洗って拭いたら娘がポイ。これって1人でやった事になるのかな?ま、いいけど。。。笑

完成でっす。

美味しいと良いねぇ。

お世話になっている皆様へ、娘の年一回のお礼の品です。お召し上がり頂けると私も嬉しいです。

私・娘・店内にて

冷たい雨の日や少し暖かい日、お天気の変化が激しい毎日です。皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

お陰様で銀座のトリルは、12月に10周年目を迎えることが出来ました。あっという間の9年だったような、ずっと迷路を彷徨っていたような。道半ばとはそういうものなのでしょうか。いつも通り周年記念というような大袈裟な事は避け1人でこっそり思いを巡らせようと思っていたところ、沢山の方々が覚えていて下さりお祝いやお褒めのメッセージを下さいました。ありがとうございました。

商売というのは何処でも何でも難しいものですが、いつも感じるのは銀座という土地は別格なのだと。何年この場所にいても決して慣れることはなく、想像を絶する厳しさとはこの事だと思うことも度々です。理由を考え言葉にしようとしても、どの言葉も少し違う気がします。この街では毎年、何軒もの同業者が閉店に追い込まれていきます。内装に凝り華々しくオープンした若いキャストのお店も、いつかはあのお店のママになってみたいと憧れた飛ぶ鳥落とす勢いの老舗のクラブも今はもうありません。今の時代はこうだからとか長い経験上とか、それが全く役に立たなかったりする。それが夜の銀座です。

そんな厳しい銀座で経営戦略も何もない私が10年目もママをやらせて頂けるのは、トリルを支えて下さるお客様方のお陰以外にはありません。いつも本当にありがとうございます。感謝しています。本当です。

今後もお客様を褒めちぎります。

ウソ。笑

何でもかんでも同意します。

これもうそ。笑

さしすせそ、なんて嫌い。嘘は言いたくなぁ〜い。ホントのことしか言えなぁ〜い。でも傷つける事はなるべく言わないようにするぅ〜かなぁ〜。