銀座のトリル 03-3572-8228

銀トリ日記

銀座のトリル > 銀トリ日記 (Page 46)
店内にて

新しいHPの第1ページ目に何を書こうかと、半日ほど考えていました。

なが!笑

そして出した答えはいつも応援して下さるお客様方へ感謝の気持ちを、ちゃんと私の言葉でお伝えしなければと。

OPENしてやっと1年7か月が経ちました。

楽しい事ばかりはないと覚悟して始めたものの、その月日は雇われママだった時とは全く違う苦しい毎日の連続でした。当時もそれなりに苦労はありましたが、当時と今とでは雲泥の違いです。

以前の私は大ママが長年掛けて築き上げた土台に大勢のスタッフの支えという鉄板が敷かれ、その上に華々しく立たせてもらっていただけ。

OPENして初めて私はそれに気づきました。

沢山の経験を積んだからとか、その経験を活かしていけば何とかなるとか、その場に及んでもまだ私はそんな甘い考えでした。

そして最後まで握りしめていたそのプライドもあっという間にどこかに吹き飛ばされ、私は丸裸にされました。

銀座のトリルは皆様に少しでも安らいで頂けたらと思って始めたお店です。

銀座を知らない若い人達にも気楽に来て頂ける様なお店作りをしたいと思っていました。

でもそこにいる私は気位ばかり高く実のない人間でした。

丸裸になった時、私は初めてそれにも気づきました。

安らいで頂けたらなんて、よくもまぁ〜偉そうに言えたものだと呆れます。こんなママのお店で誰が休めると言うのでしょう。

私は何度もフライングをしてしまい、また1からのスタートしなければいけません。

今後も幾度となく私の前に大きな壁が立ちはだかると思いますが、1年7か月で学んだ全ての武器を持ちスタッフの力も借りて、時間をかけてジワジワと切り崩して行こうと考えてます。

1人1人のお客様から学ばせて頂きながら、更に私は困難を克服し強くなって、最後はメダルをこの手にしたいと思います。

お客様あってこそのトリル、トリルあってこその私です。

お忙しい中をいつも足をお運び下さり、ありがとうございます。

感謝しています。

少年のように夢を描いて、泣いたり笑ったり…

充分過ぎるほどオヤジになった現在でも

変わらずに憧れをモノにしたくて走り回ってる俺…

バカをやるなら大バカになりたいもんだ…

この小さなバーから文化の端くれを担うような奴が

沢山出てくることを願ってる…

そして皆で豪遊するぞー!(笑)

おい!

本当に…

聞こえてるのか?