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ママとマスターのぽわぽわ銀トリ日記♪

深夜テレビをつけたら世界陸上をやっていました。暫く観ていたのですが・・・

 

皆さん、負けず嫌いですね〜。笑

 

私は昔、バレーボールをやっていました。毎日汗だくになってボールを追いかけていました。あの頃はこんな私も熱い青春をしていました。今は少し歩くだけで寝込んでしまいそうですが。

 

私がこの世界に入って間もない頃、並木通りで70代の白髪の男性と和服のママさんとすれ違いました。とても落ち着いた品のあるお似合いのお2人で、私は見惚れて釘付けになってしまいました。すれ違った時の男性の香水の良い香りといったら。男性の体臭と香水の香りが絶妙に融け合って、ついて行こうかと思ったほどです。

 

年齢と共に体臭はきつくなってきますが、その男性のお洋服や持ち物だけれどじゃなく香りにまで拘ってらっしゃった姿勢に・・・

 

カンパーイ!笑

 

それにしても良く走る、よく飛ぶよく、よく投げる。

 

汗臭そう。笑

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皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。土曜日から9日間の夏季休暇って方もチラホラ。激しい暑さの毎日です。どうぞご無理などなさいませんよう、ごゆっくりお過ごしになって下さいませ。

 

夏といえば花火、昨夜は東京湾の花火でした。毎年この時期になると花火大会の賑やかな宣伝ポスターを目にします。ですが何年も私は全く花火見物に縁のない生活を送ってきました。ゆっくり花火を見たのは、娘がまだ小学校入学前だったような気がします。

 

昨年の春、私達親子は今の住まいに引っ越してきました。でも生活しているのは娘だけで、私にとってこの住まいはただ眠るための場所に過ぎません。そんな私ですから夏になり娘から、「 うちから8箇所の花火が見れるよ。」って聞かされても、「 ふぅ~ん。」笑

 

それが今年だけは、花火を見ておきたいかなぁ~と思ったのです。実は私の両親は私達の隣のマンションにいるのですが、昨年あたりから父親の体調が優れません。それと同時に記憶も時々上手く繋がらない日が増えてきました。「 私には娘が何人いた?」と突然母親に聞いたりする事があるようです。先日まで2人いたはずの娘が私1人になって余程寂しかったのだろうかと思います。

 

思い出すのは昔、母親が縫ってくれた揃いの浴衣を着て父と姉と3人で手を繋いで行った花火大会。夜空には爆音と共に大輪の花が咲いているというのに私は夜店の綿アメばかりが気になって。父に、「 今の見た?そっち見てないで、ちゃんと花火を見なさい。」って言われるけど、隣のオモチャの指輪も気になって。「 もうすぐ終わっちゃうよ。花火、見たの?」そんなこと言ったって、買ってもらった綿アメがベタベタ浴衣にくっついて。帰る頃には下駄の鼻緒が痛くて痛くて。

 

今夜は私の代わりに娘が浴衣を着てくれました。父は嬉しそうに目を細めて、「 綺麗だねぇ。」って褒めて夜空の花を見上げ、「 凄く綺麗だねぇ。」って喜んで。そして・・・「 ここはどこかな?」って。

 

お父さん・・・。

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毎日暑いですね。何か食べてから出勤しようとCOREビル辺りをフラつきましたが、あまりの暑さに頭がフラついてきて慌ててトリルに逃げ帰ってきました。それにしてもこう暑いと何が食べたいか解らなくなりませんか?

 

食べ物といえば不規則な私達は、「 マスター、 今日、何か食べたっけ?」「 いぇ、まだ何も。」

 

げ!

 

なんていう事がよくあります。それで2人であちこち食べに出かけるのですが外食って飽きてしまう。食べ物にはホント苦労しています。先日も夕食が深夜になりマスターが、「 冷蔵庫に牛タンがあるんで自分はナポリタンに入れて食べますわ。それでいいんで。」って。「 今から作るの?」「 はぃ、炒めたらスグなんで。」「 そう?じゃ私はコンビニでお弁当でも買ってくるわね。」コンビニから帰るとマスターがナポリタンをお皿に移していて、「 玉ネギとししとうがあったんでそれも一緒に炒めてみました。美味しそうですわ〜。」「 ししとう?ししとうも入れたの?ナポリタンに?タンとししとう?」「 へぇ〜、ナポリとタンでこれがほんまのナポリタンですわ。」

 

は?

 

マスターはナポリとタンのこれがほんまのナポリタンを一口食べて、「 ウッマ。めちゃめちゃ美味しいですわ〜。これホンマに美味しいですわ〜。サイコーッ!」って。

 

不味そう〜。笑

 

私はそれは見ないようにしていました。マスターは真っ赤なナポリとタンを半分くらい食べて、「 硬っ!タンはあきませんわ〜。硬すぎて噛み切れませんわ〜。焼肉に行っても、自分はタンなんて食べませんから〜。」

 

知らんがな!笑

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マスターがお父様のご葬儀を終えトリルに復帰致しました。ご心配やお悔やみを下さった沢山の皆様に私からもお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

 

復帰したマスターには喪主として重大な任務をこなした安堵が見えました。またひとつ人として立派になったような、そんな気もしました。あるサイトにマスターが亡きお父様への思いをアップしていてその文章を読ませてもらったのですが、それが温かく思いやりに溢れていて涙が溢れそうになりました。

 

実は私は実姉を2年前に亡くしています。逝った本人も残された義兄もまだ若く、姉の2人の子供達は当時はまだどちらも学生でした。姉の最後の入院生活は見ている私の方が参ってしまいそうなほど痛みと絶望の辛いものでした。家族を何より大切にしてきた姉はどれほど無念だっただろうと、亡くなった後もそればかり思っていました。

 

マスターの文章を読むまでは、私は姉が可哀想だとずっと思っていました。ですがそれは姉にとても失礼だったと気づきました。来る日も来る日も激痛に耐え乍ら最後まで生への希望を失うことなく見事に人生を全うした姉に、私は敬意を払うべきでした。

 

よく頑張ったね。
偉かったよ。
やっと楽になれたのね。
お疲れ様。
後は任せてと声を掛けるべきでした。

 

姉が大切に一生懸命に育てた甥は9月にお嫁さんをもらいます。私は姉の代わりに、2人の幸せな姿を目に焼き付けてくる義務があると思っています。そして私は姉の分まで、まだ来ないの?って姉が呆れるほど生きなければと。

 

人って何かを失って、初めてその大切さに気づくんですね。ありきたりのフレーズですが。大切なものって・・・失いたくないですね。

マスターのご身内にご不幸があり、突然マスターがご実家に帰省してしまいました。少し前にそうなるかもしれないと私は聞いていて、ちゃんと心構えをしていたはずでした。それなのにいざ出勤となると一気に不安になって。時間になって娘を探したら、リビングで一心不乱にパソコンに向かっていました。

 

「 ね?一緒に行ってくれない?」笑

 

娘は真剣な目をして私を見て、「 旅に出ようと思うの。」って。

 

は?

 

「 なんで?どこに?」娘は画面に目をやって、「 それを今、探してるところ。」

 

私は呆れてもう何も言なくなりバタバタと出勤準備をして、タクシーに飛び乗りトリルまで。マスターがいないんだから早めに出勤して掃除とか色々しないと。真っ暗な店内にソッと入り手探りで照明を点けクーラーのスイッチを入れ荷物を置いて、まだ冷えていない店内を汗だくになりながらお掃除をしました。終わると荷物から材料を取り出してチャームの調理。すると・・・

 

コンコン。

 

誰かがドアーをノックしました。時計を見たら開店時間までまだ1時間も。

 

イヤァ〜ン。笑

 

私は不安を打ち消すように大きな声で、「 はいぃぃぃ〜っ!」って。そしたら、「 ママ、あたし!」って娘の声。ホッとして開けたら、スッピンに黒縁メガネで髪の毛ピンピンの、お家モード全開の娘がキャリーバックと共に立っていました。

 

「 旅に出る前に寄ってみた。旅はここからスタートする。」

 

「 へ?じゃ一緒に来れば良かったのに。」「 調べてた。行き先。」「 ここで調べれば良かったのに。」「 まだ心の準備が出来てなかった。」「 あ、そう。で、どこに行くの?」
「 それはまだ決まらない。」

 

それから娘はiPadで1人旅の極意や観光名所を調べつくし、「 交通費って結構かかるねぇ。」チャームのサラダを摘みながら、「 旅にこんなにお金がかかるなら・・・シミ取りにお金使うべきかな。」その後カラオケで中森明菜を熱唱。閉店時間までシッカリいて、「 やっぱり旅は勢いだからね〜。ここに寄ったのが間違いだったわ。」

 

どうするの?行くの?行かないの?っていうかさぁ、実はママを心配して来てくれたんじゃないの?笑