銀座のトリル 03-3572-8228

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ママのぽわぽわ銀トリ日記♪
私・娘・店内にて

新年明けましておめでとうございます。
良いお天気に恵まれたお正月でした。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

私のお正月は元旦の朝に両親がやって来て夜まで賑やかに過ごし、翌日からは映画三昧。
それが恒例でしたが今年は違いました。
秋に結婚が決まった姪が大晦日からやって来たのです。
4年前に亡くなった姉の下の娘です。

姪が来たからと言ったって姪なので、いつも通り気楽に過ごせば良いと考えていたのですがそうもいきませんでした。
姪は心に誰にも言えない孤独感を溜め込んでいました。
お正月でゆっくりしている私を見たら一気に思いが噴き出したようでした。
娘にとって母親って大きな存在なんですね。
姪は帰る直前まで寂しさを訴え続けていました。

「オバちゃん、絶対に死なないでね。私、もう大切な人を失いたくないのよ。オバちゃん、元気で長生きして私をずっと見ていてね。」って姪は何度も泣きながら私に言いました。

「ほんとにずっと生きてて良いの?」

「え?」

「本当にずっと見てていいのね?」

「 見るって何を?」

後で絶対にもういいって言わないでね。ずっと生きて見てるから。」

「 それ、こわぁ〜い。」笑

お母さんにはなれないけど良いオバちゃんにはなれるかもね。
一生懸命、頑張ってみるわ。
オバちゃんは最後まで頑張る義務があり、あなたには幸せになる義務がある。

私・店内にて

昔むかし。
保育園に行き始めた娘が、その小さな手の中に持てるだけの私のメイク用品を抱えて傍にやって来て、「クルクルしてあげるからね。」
どこで覚えたのか、娘は私を仰向けにして髪をゴムで結びその上からタオルを巻いて、頭の上で瓶を丁寧に横一列にして、

「寝てもいいよ。」

瓶のキャップを外して手の平に少量垂らしては仰向けになった私の顔に塗っていきました。
香りで順番の違いに気付くけど私は黙って目を閉じたまま。

娘の小さなその指がくるくるくるくる私の顔を撫でていきました。そのとき私は娘の指に不思議な力を感じて、この子はきっと将来、美容関係に進むんだろうと思いました。

短大でいいからその後2年間、美容の専門に行かせて欲しいと娘が言った時、私はやっぱり!と思いました。

この歳になると自力での肌の活性は難しく、良いという物は取り敢えず使わずにはいられません。でも塗っても塗っても持続性はなく再生なんて出来るはずもなく、週末にはぼろぼろです。笑

先日自宅に業務用の施術ベッドを購入しました。

サロンのオイルやクリームがずらずら〜っと並んでいます。

お休みの夜は娘先生がそれらを駆使して頑張ってくれています。

綺麗になり放題です。
なのにどうしてなの、復元さえしない。

伸びたら伸びたまま〜、

自由〜。。

20151124-013739
母・自宅にて

父が入院をしてから1人暮らしになった母が毎週末やって来るようになりました。
母はすっかり物忘れがひどくなり、数時間に同じ質問を何度も繰り返します。

しっかり者の母だっただけに私のショックは大きく、何とか少しでも元の母に戻って欲しいと願っていました。だけど今はもう諦めました。

平日は出来る限りの支援をお願いして週末は我が家、それが習慣になりました。

母は娘にネイルとエステをしてもらいながら、「お父さんを見送るまでは死ねないと思うのよ。」
「じゃ頑張らないとね。お父さんは病院にいてとっても落ち着いてるもの。」

「えっ、元気なの?」
「元気じゃないけど良い病院にいて見守られてるもの。」

「あらら〜。」笑

夜はすき焼きをして食べさせました。
母は、「あぁ〜美味しい。皆んなで食べると美味しいわ。」って喜んで、

「お父さん、元気なの?」

「お父さんさえ見送ったら私はいつでもいいんだけどね。私は幸せな人生だった。良い人生でした。」

「だったって、まだ生きてるけどね。」
「 それはそうとお父さん、元気なの?」

頑張れ〜、私。

私・店内にて

随分陽が短くなり冷え込む日が多くなって参りました。店頭にお年始の品物が並んでいて時のの速さに驚かされます。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。どうぞ体調管理にお気をつけて下さいませ。

そんな事を言っている私ですが先週ついに店舗近くの内科を探して飛び込みました。我慢強い方だと思うのですが、いつもと違う、どこかはわからないけれど悪いような気がしたのです。

白髪の先生の前に座ると先生は私をちらっと見てから問診票に目を落とし、「それで?今日はどうしたのかな?」

私はどういう訳かどこかが急に痛くなりそうな予感がしたから来たと説明しました。
先生は一瞬キョトンとしてくすっと笑って、「そういう人ばかりだと良いんだけどね。」「でもね先生、どこって言えないんですよ。」「1番具合が良くないのは?今年は検診は受けましたか?」

「1番痛くなりそうなのは胃かなぁ。」

「検診は?」

「 受けていないです。」

「タバコ吸うんだね。」

「 はぃ、すいません。」

取り敢えず腫瘍マーカーをして頂く事になり採血して、胃薬を出して貰って出勤。

数日後に結果を聞きに行くと先生が、「心配なのは胃と肺だね。」

「凄く悪いんですか?」

「凄くって程でもないが。もっと詳しい検査を受けた方が良さそうだね。」

「そんなに悪いんですか。」

「それを検査するんだよ。」

「えぇ〜、どこも悪くないしいたくないのに。」

「予約するから胸部のCTを受けるように。」

え?胸部?胃と肺なのに?

20151109-112530
娘・店内にて

先週末、娘がお店で酔っ払った。

オヤジかよ!

娘はとてもお酒が強いので、「そんなに強いと可愛くないわよ。女性は少し飲んで頬がぽっとなるくらいが色っぽくて良いのよ。」といつも私は言うのですが、「そうかもしれないけど酔わないものは酔わないんだから仕方ないよ。」と娘。。

そりゃそうだ。笑

私の言葉が刺さったのか、前にお客様にバーに連れて行って頂いた時。

何杯飲んでも酔わないので困った娘は途中で席を立ち、お手洗いで顔中に真っ赤な頬紅を塗ってお席に戻ったらしい。

「はぁ〜?そんな事したの?」

「だってママが酔った方がいいって言ったから。」

「何杯目でそうしたの?」

「えっと5?6?」

「で、何杯飲んだの?」

「わかんないよ。いっぱいたくさん。。」

うっわ。笑

そんな娘が酔っ払うということは、余程体調が悪かったという事にしておこう。

翌日は夕方からお客様とのバーベキューを予定していました。
心配になった私が「今日は大丈夫?具合はどう?」と聞くと、

大丈夫よぅ。まだ酔っ払ってて気分いい〜。へへへ。。。」